Q4:バブルの正体 (アートアクアリウム展)
2011.02.13 Sun
本日は大丸神戸店のアートアクアリウム展に行ってきました。

いろんな種類の金魚をアート的にライトアップした空間で演出したものです。
写真は、三角のところが万華鏡になっていて、のぞくと金魚の動きが幻想的になります。
こんなジャンルのアートがあるのにまず感動したのと、金魚の種類の多さに驚きました。
金魚といえば、盆踊りの出店のちっちゃいやつか、出目金ぐらいしか知りませんでしたからねぇ。。。
これがリアルな生き物かと思うぐらい漫画みたいでひょうきんな顔をした金魚がいっぱいで楽しかったです。
さて問題です。
“バブル”と聞くと、わが国の1980年代後半から1990年代初めぐらいまでの社会的な現象を思い浮かべる人が多いと思います。
私と同じバブル世代の友人にバブルのイメージを聞くと、“マハラジャ”“ボディコン”“ゴージャス”“社員旅行がハワイ”青田買い”“ゴッホのひまわり”などなど。。。
お若い衆にはきっとわけがわからないキーワードでしょう。
この“バブル”ですが実は「バブル経済(bubble economy)」という立派な経済用語です。
どの国でも、いつの時代でも起こりがちな、経済の状態のことを指すのですが、ではどのような状態のことをいうのでしょう。
1.ゴージャスなお風呂の中の石鹸で戯れてても儲かるぐらい、景気がよい状態。
2.不動産や株などの値段が、投機によって、実際の価値よりもかけ離れて上がり続けている状態。
3.シャボン玉が漂っているみたいに、先行きが不安定な経済の状態。
★----------------------------------------☆
答えは、2.不動産や株などの値段が、投機によって、実際の価値よりもかけ離れて上がり続けている状態 です。
実際の価値よりも高い部分をビールの泡(つまり実体のないもの)になぞらえてバブルといいます。
たとえば土地を欲しがる人が今までより増えて、土地の値段が少しずつあがっていくと、実際に土地を使うわけではないけれど土地を転売して利益をあげようとする投資家が、土地を買うようになります。
このような投資家の行動を「投機」といいます。
するとますます土地の値段があがっていって、一般の人も、もっと高くなる前に買っておこうとして、さらに土地を欲しがる人が増えて、さらに土地の値段があがっていきます。
この状態がバブルです。
投機をする投資家は実際には土地は使わないので、そんなに必要とされていないものに対して値段だけがどんどん上がっていっている状態です。
そしてあまりにも実際に土地を使う人の需要と値段がかけ離れた時、値段が下がりはじめます。
下がりはじめると、投機をしていた投資家は、損をさけるため一斉に売り出します。そして値段が急激に下がります。
これがバブル崩壊です。
ちなみに今、世界的に穀物などの食料の値段が上がって、チュニジアの政権崩壊やエジプトの動乱の引き金になったとも言われていますが、この食料の値段が上がっているのは、人口の増加と気候変動による不作に加えて、投資家による投機が原因と指摘されています。

☆☆セミナーのご案内☆☆
●『女性のためのわかりやすい経済ニュースの読み方教室』(毎月開催)
●2011年3月13日(日)『シングル女性のためのお金の講座』

いろんな種類の金魚をアート的にライトアップした空間で演出したものです。
写真は、三角のところが万華鏡になっていて、のぞくと金魚の動きが幻想的になります。
こんなジャンルのアートがあるのにまず感動したのと、金魚の種類の多さに驚きました。
金魚といえば、盆踊りの出店のちっちゃいやつか、出目金ぐらいしか知りませんでしたからねぇ。。。
これがリアルな生き物かと思うぐらい漫画みたいでひょうきんな顔をした金魚がいっぱいで楽しかったです。
さて問題です。
“バブル”と聞くと、わが国の1980年代後半から1990年代初めぐらいまでの社会的な現象を思い浮かべる人が多いと思います。
私と同じバブル世代の友人にバブルのイメージを聞くと、“マハラジャ”“ボディコン”“ゴージャス”“社員旅行がハワイ”青田買い”“ゴッホのひまわり”などなど。。。
お若い衆にはきっとわけがわからないキーワードでしょう。
この“バブル”ですが実は「バブル経済(bubble economy)」という立派な経済用語です。
どの国でも、いつの時代でも起こりがちな、経済の状態のことを指すのですが、ではどのような状態のことをいうのでしょう。
1.ゴージャスなお風呂の中の石鹸で戯れてても儲かるぐらい、景気がよい状態。
2.不動産や株などの値段が、投機によって、実際の価値よりもかけ離れて上がり続けている状態。
3.シャボン玉が漂っているみたいに、先行きが不安定な経済の状態。
★----------------------------------------☆
答えは、2.不動産や株などの値段が、投機によって、実際の価値よりもかけ離れて上がり続けている状態 です。
実際の価値よりも高い部分をビールの泡(つまり実体のないもの)になぞらえてバブルといいます。
たとえば土地を欲しがる人が今までより増えて、土地の値段が少しずつあがっていくと、実際に土地を使うわけではないけれど土地を転売して利益をあげようとする投資家が、土地を買うようになります。
このような投資家の行動を「投機」といいます。
するとますます土地の値段があがっていって、一般の人も、もっと高くなる前に買っておこうとして、さらに土地を欲しがる人が増えて、さらに土地の値段があがっていきます。
この状態がバブルです。
投機をする投資家は実際には土地は使わないので、そんなに必要とされていないものに対して値段だけがどんどん上がっていっている状態です。
そしてあまりにも実際に土地を使う人の需要と値段がかけ離れた時、値段が下がりはじめます。
下がりはじめると、投機をしていた投資家は、損をさけるため一斉に売り出します。そして値段が急激に下がります。
これがバブル崩壊です。
ちなみに今、世界的に穀物などの食料の値段が上がって、チュニジアの政権崩壊やエジプトの動乱の引き金になったとも言われていますが、この食料の値段が上がっているのは、人口の増加と気候変動による不作に加えて、投資家による投機が原因と指摘されています。

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●『女性のためのわかりやすい経済ニュースの読み方教室』(毎月開催)
●2011年3月13日(日)『シングル女性のためのお金の講座』
ブログ開設おめでとうございます☆
こんな風にクイズ形式になると、
あやふやな知識も頭に刻みつけられる感じがします。
尚子先生の日常生活の暴露が、めっちゃ読み応えありですね。
私は最新機種で四苦八苦している先生の様子の記事がとっても好きです(そこ?)
これからもアップをとても楽しみにしていますね♪
Re: ブログ開設おめでとうございます☆
コメントありがとうございます
> こんな風にクイズ形式になると、
> あやふやな知識も頭に刻みつけられる感じがします。
→そういっていただけると感激です
できるだけわかりやすく、なるべくおもしろくネタを考えますね~
> 尚子先生の日常生活の暴露が、めっちゃ読み応えありですね。
→暴露度は78%ぐらいにしてます。
みなさんに私の品格について誤解されかねませんから。。。
> 私は最新機種で四苦八苦している先生の様子の記事がとっても好きです(そこ?)
→そういえばアキさんにもメール誤送信しちゃいましたね
> これからもアップをとても楽しみにしていますね♪
→ありがとうございます。がんばります!