Q39:贈与税 (食堂車への永遠の憧れ)
2018.07.21 Sat
仕事で時々新幹線に乗ることがあるのですが、
乗るたびに思い出すのが、子供の頃のとある憧れです。
何かといいますと、「新幹線の食堂車で食事をすること」です。
動く列車内で、食事を注文して食べるってどんな感じだろう...
車窓を眺めながら、味わうんだよね...
両親の実家が九州でしたので、たまに新幹線で帰省することがあったのですが、
食堂車を利用するというのは、お弁当よりもかなり割高なので、ねだっても当然却下されていました。
ですので、大きくなって自分でお金が稼げるようになったら、
きっと必ず新幹線の食堂車でごはんを食べようと心に決めていました。
しかし、大きくなって稼げるようになった頃には、新幹線の食堂車はなくなっていました。
2000年3月で営業が終了したそうで、
新幹線が高速化して、徐々に利用する人が減っていったことが原因らしいです。
今は、他の特急列車にも食堂車はなく、ななつ星in九州みたいな、高級リゾート列車のみにあるだけのようです。
一度でいいから、新幹線の食堂車を利用して見たかった...
私にはそんな機会はもう永遠にない...
そう思うとちょっと切ないです。
でも、かつて利用した人によると、結構揺れて大変だったし、特に感動はなかったとのことです。
まあ確かに、利用したら利用したで、「こんなものか...」
という感じで、がっかりするかもしれませんね。
なので、永遠にかなわぬ憧れのままにしておく方が、よいのかも...
とも思います。

さて、クイズの問題です。
個人から金品や不動産などの財産を貰う契約のことを、民法では贈与といいます。
贈与を行うと基本的には贈与税を払わなくてはいけません。
では、この贈与税の留意点で間違っているのは下記のうちどれでしょう?
1、夫婦間の贈与の場合は、贈与税がかからない。
2、一人につき年間110万円までの贈与であれば、贈与税はかからない。
3、法人から個人に贈与した場合、贈与税はかからない。
★----------------------------------------☆
答えは、1、夫婦間の贈与の場合は、贈与税がかからない。 です。
夫婦や親子など、家族間の贈与であっても基本的には贈与税がかかります。
どのぐらいかかるかですが、金額によって税率が変わります。
例えば、500万円の贈与で約73万円ぐらいです。
(けっこう高い!)
詳しくは、国税庁のページをご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4408.htm
ただ、110万円が基礎控除になっていますので、
一人につき年間110万円までの贈与であれば、贈与税はかかりません。
法人から個人に贈与した場合は、贈与税ではなく、所得税の対象になります。
贈与税の申告と納税は、贈与を受けた年の翌年の2月1日から3月15日までにしなければなりません。
この期限までに申告と納税をしなければ、ペナルティとして加算税が課されてしまいます。
例え税金がかかることを知らなくて申告しなかった場合でも、
無申告加算税がかかってしまいます。
どんなに近しい人の間でも、年間110万円を超えてお金や高価なものをあげると贈与税がかかりますので、
高額な金品のやり取りについては、慎重に行いましょう。
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乗るたびに思い出すのが、子供の頃のとある憧れです。
何かといいますと、「新幹線の食堂車で食事をすること」です。
動く列車内で、食事を注文して食べるってどんな感じだろう...
車窓を眺めながら、味わうんだよね...
両親の実家が九州でしたので、たまに新幹線で帰省することがあったのですが、
食堂車を利用するというのは、お弁当よりもかなり割高なので、ねだっても当然却下されていました。
ですので、大きくなって自分でお金が稼げるようになったら、
きっと必ず新幹線の食堂車でごはんを食べようと心に決めていました。
しかし、大きくなって稼げるようになった頃には、新幹線の食堂車はなくなっていました。
2000年3月で営業が終了したそうで、
新幹線が高速化して、徐々に利用する人が減っていったことが原因らしいです。
今は、他の特急列車にも食堂車はなく、ななつ星in九州みたいな、高級リゾート列車のみにあるだけのようです。
一度でいいから、新幹線の食堂車を利用して見たかった...
私にはそんな機会はもう永遠にない...
そう思うとちょっと切ないです。
でも、かつて利用した人によると、結構揺れて大変だったし、特に感動はなかったとのことです。
まあ確かに、利用したら利用したで、「こんなものか...」
という感じで、がっかりするかもしれませんね。
なので、永遠にかなわぬ憧れのままにしておく方が、よいのかも...
とも思います。

さて、クイズの問題です。
個人から金品や不動産などの財産を貰う契約のことを、民法では贈与といいます。
贈与を行うと基本的には贈与税を払わなくてはいけません。
では、この贈与税の留意点で間違っているのは下記のうちどれでしょう?
1、夫婦間の贈与の場合は、贈与税がかからない。
2、一人につき年間110万円までの贈与であれば、贈与税はかからない。
3、法人から個人に贈与した場合、贈与税はかからない。
★----------------------------------------☆
答えは、1、夫婦間の贈与の場合は、贈与税がかからない。 です。
夫婦や親子など、家族間の贈与であっても基本的には贈与税がかかります。
どのぐらいかかるかですが、金額によって税率が変わります。
例えば、500万円の贈与で約73万円ぐらいです。
(けっこう高い!)
詳しくは、国税庁のページをご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4408.htm
ただ、110万円が基礎控除になっていますので、
一人につき年間110万円までの贈与であれば、贈与税はかかりません。
法人から個人に贈与した場合は、贈与税ではなく、所得税の対象になります。
贈与税の申告と納税は、贈与を受けた年の翌年の2月1日から3月15日までにしなければなりません。
この期限までに申告と納税をしなければ、ペナルティとして加算税が課されてしまいます。
例え税金がかかることを知らなくて申告しなかった場合でも、
無申告加算税がかかってしまいます。
どんなに近しい人の間でも、年間110万円を超えてお金や高価なものをあげると贈与税がかかりますので、
高額な金品のやり取りについては、慎重に行いましょう。
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