Q36:労働生産性 (観劇の悩み)
2018.06.30 Sat
私にとって映画館で映画をみたり、観劇をする時の最大の課題は、眠気との戦いです。
せっかく楽しみにしていたのに(チケット代、結構高かったのに)、
観賞中いつの間にか落ちてしまっているということが、多々起こります。
別につまらないからというわけではなく、またそんなに疲れていなくても、
暗い場所だとついウトウトしてしまいます。
家でテレビを見ている時は、疲れていなければ居眠りすることはないので、
恐らく場所が暗いことが原因なのでしょう。
事前にコーヒーを飲んでおいたり、ミントタブレットをなめたり、
炭酸水を持ち込んだりして、とにかくがんばるのですが、
なかなかよい対策が見つかりません。
最近歌舞伎を見に行く機会が増えたのですが、
毎回30%~40%ぐらいは寝ている気がします。
特に歌舞伎の場合は、場所の暗さプラス、
セリフが七五調で音楽のようなリズムですし、
文語体なのでちょっとわかりにくいですし、
三味線や太鼓や笛の演奏はとても心地よいですので、
ますます眠気が促されてしまいます。
観劇で必ず寝ちゃうなんて、ちょっと無粋で子供っぽいなーって思います。
なにかよい方法はないものでしょうか...
一度ぐらい100%覚醒して、粋に大人っぽくわが国の伝統芸能を堪能してみたいものです。

さて、クイズの問題です。
その国の国民が、どのくらい効率よく働いているかをはかる統計のひとつに、
労働生産性というものがあります。
労働者一人あたり、或いは一時間あたり、どのぐらい付加価値を生産したかを計算します。
では、2016年の一時間あたりの労働生産性の国際比較で正しいものは次のうちどれでしょう?
1、日本人は、ドイツ人よりも、一時間あたりの生産性が約30%低い
2、日本人は、フランス人よりも、一時間あたりの生産性が約30%高い
2、日本人は、イタリア人よりも、一時間あたりの生産性が約15%高い
★----------------------------------------☆
答えは、1、日本人は、ドイツ人よりも、一時間あたりの生産性が約30%低い です。
日本は、一時間あたりの労働生産性が、他の先進国と比べて低いと言われています。
他の主要先進国、アメリカ、ドイツ、イタリア、フランス、イギリス、カナダの中で一番低いです。
今、政府が行っている改革の一つに働き方改革があります。
日本は人口が減少しつづけていますので、労働力も減り続けているということになります。
労働力が減るということは、日本全体の生産力が落ちていくということになりますので、
経済的にはとても深刻な問題です。
ですので政府としては、この労働力の減少を補うために働き方改革を進めています。
まず、今まであまり労働に参加していなかった層の人たちにも働いてもらおうということで、
子育て中の女性、シニア層、介護中の人などにも、
働きやすくなるような環境を整えるためのさまざまな改革を行っています。
例えば、子育てをしながらでも働くことができるように、待機児童を解消する等です。
そして、減っていく労働人口で、より効率的に働くことができるように、
労働生産性の向上を促す改革も進めいています。
まず残業時間を減らして、長時間労働を是正するといった政策や、
専門的な職種の人に対して、時間でなく成果で評価するという報酬体系の見直し等です。
この人口減によって労働人口が減っていくという問題は、
日本がこれから向き合わないといけない大きな課題です。
働き方改革によって、日本の労働生産性が向上するかどうか、ぜひ注目してください。
☆☆セミナーのご案内☆☆
●『女性のためのわかりやすい経済ニュースの読み方教室』(毎月開催)
せっかく楽しみにしていたのに(チケット代、結構高かったのに)、
観賞中いつの間にか落ちてしまっているということが、多々起こります。
別につまらないからというわけではなく、またそんなに疲れていなくても、
暗い場所だとついウトウトしてしまいます。
家でテレビを見ている時は、疲れていなければ居眠りすることはないので、
恐らく場所が暗いことが原因なのでしょう。
事前にコーヒーを飲んでおいたり、ミントタブレットをなめたり、
炭酸水を持ち込んだりして、とにかくがんばるのですが、
なかなかよい対策が見つかりません。
最近歌舞伎を見に行く機会が増えたのですが、
毎回30%~40%ぐらいは寝ている気がします。
特に歌舞伎の場合は、場所の暗さプラス、
セリフが七五調で音楽のようなリズムですし、
文語体なのでちょっとわかりにくいですし、
三味線や太鼓や笛の演奏はとても心地よいですので、
ますます眠気が促されてしまいます。
観劇で必ず寝ちゃうなんて、ちょっと無粋で子供っぽいなーって思います。
なにかよい方法はないものでしょうか...
一度ぐらい100%覚醒して、粋に大人っぽくわが国の伝統芸能を堪能してみたいものです。

さて、クイズの問題です。
その国の国民が、どのくらい効率よく働いているかをはかる統計のひとつに、
労働生産性というものがあります。
労働者一人あたり、或いは一時間あたり、どのぐらい付加価値を生産したかを計算します。
では、2016年の一時間あたりの労働生産性の国際比較で正しいものは次のうちどれでしょう?
1、日本人は、ドイツ人よりも、一時間あたりの生産性が約30%低い
2、日本人は、フランス人よりも、一時間あたりの生産性が約30%高い
2、日本人は、イタリア人よりも、一時間あたりの生産性が約15%高い
★----------------------------------------☆
答えは、1、日本人は、ドイツ人よりも、一時間あたりの生産性が約30%低い です。
日本は、一時間あたりの労働生産性が、他の先進国と比べて低いと言われています。
他の主要先進国、アメリカ、ドイツ、イタリア、フランス、イギリス、カナダの中で一番低いです。
今、政府が行っている改革の一つに働き方改革があります。
日本は人口が減少しつづけていますので、労働力も減り続けているということになります。
労働力が減るということは、日本全体の生産力が落ちていくということになりますので、
経済的にはとても深刻な問題です。
ですので政府としては、この労働力の減少を補うために働き方改革を進めています。
まず、今まであまり労働に参加していなかった層の人たちにも働いてもらおうということで、
子育て中の女性、シニア層、介護中の人などにも、
働きやすくなるような環境を整えるためのさまざまな改革を行っています。
例えば、子育てをしながらでも働くことができるように、待機児童を解消する等です。
そして、減っていく労働人口で、より効率的に働くことができるように、
労働生産性の向上を促す改革も進めいています。
まず残業時間を減らして、長時間労働を是正するといった政策や、
専門的な職種の人に対して、時間でなく成果で評価するという報酬体系の見直し等です。
この人口減によって労働人口が減っていくという問題は、
日本がこれから向き合わないといけない大きな課題です。
働き方改革によって、日本の労働生産性が向上するかどうか、ぜひ注目してください。
☆☆セミナーのご案内☆☆
●『女性のためのわかりやすい経済ニュースの読み方教室』(毎月開催)